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スペーシアが欲しいけれど、「やめとけ」「後悔した」という声を見て手が止まっている。そんな方も多いはずです。
結論から言うと、スペーシアで後悔する人の多くは、車そのものより「使い方に合わないグレードや色を選んだ」ことに原因があります。燃費も加速も、グレードとターボの有無で数字がはっきり違うんです。
この記事を読めば、自分がどのパターンで後悔しやすいかと、それを契約前に防ぐ方法が分かります。
後悔する人に共通しているのは「選び方のズレ」
まずは、よくある後悔の声を原因ごとに並べてみます。対象は3代目(MK94S/MK54S・2023年11月発売)で、ギアは2024年9月発売のモデルです。
| よくある後悔 | 原因になりやすいこと | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 高速の合流で怖い | NA車(49PS)を選んだ | 高速が多いならターボ(64PS)も試乗する |
| 思ったより燃費が悪い | ターボや4WDを選んだ、短距離ばかり | グレード別のWLTC値で比べる |
| ACCが付いていなかった | 標準のHYBRID G・Xを選んだ | セーフティプラスパッケージかカスタム・ギアを選ぶ |
| 色の汚れや傷が目立つ | 濃い色を選んだ | 洗車の頻度と保管場所で決める |
| 予算を大きく超えた | 上位グレードとオプションを足した | 乗り出し総額で比べる |
表を見ると、どれも「買う前に知っていれば避けられた」ものばかりですよね。
スペーシアの欠点は、グレード選びでかなり小さくできます。高速をよく走るか、何年乗るか、誰を乗せるかの3つを先に決めてから、グレードを選んでみてください。
「燃費が悪い」と感じるのはどんな時?
『マイルドハイブリッドなのに燃費が悪い』という声は、特にターボ車と4WDで出やすいです。まず公式の数字を見てみましょう。
| グレード | 2WD | 4WD |
|---|---|---|
| スペーシア HYBRID G | 25.1km/L(ナビ装着車23.9) | 22.4km/L |
| スペーシア HYBRID X/カスタム GS・XS/ギア XZ | 23.9km/L | 22.4km/L |
| カスタム XSターボ/ギア XZターボ | 21.9km/L | 19.8km/L |
WLTCモード(国土交通省審査値)です。同じカスタムでも、XS(2WD)の23.9km/Lに対して、XSターボの4WDは19.8km/Lまで下がります。

「25.1km/Lって聞いたのに、全然届かない」
「それはHYBRID Gの2WDでナビなしの数字なんです。ほかのグレードは23.9km/L以下ですよ」
こうしたすれ違いは、とても多いんです。
実際の燃費は、近所の買い物のような短い距離や、夏のエアコン、冬の暖房でさらに下がります。燃料タンクは27Lなので、燃費が落ちると給油の回数が増えたと感じやすいですね。
実燃費の目安はスペーシアの実燃費はどれくらい?で詳しくまとめています。
スペーシアカスタムのターボ(2WD)は21.9km/Lで、NAの23.9km/Lとの差は2.0km/Lです。その代わり、最大トルクは58N・mから98N・mに上がります。燃費と余裕のどちらを取るかの判断になります。
スペーシアカスタムで後悔しやすい点
カスタムは装備が充実している分、価格も上がります。後悔の声は、価格と色、それに取り回しに集まりやすいです。
標準との価格差に見合うか
カスタム HYBRID GS(2WD)は1,801,800円、スペーシア HYBRID X(2WD)は1,705,000円です。差は96,800円ですが、GSはパワースライドドアが左側だけで、サーキュレーターも付きません。
両側パワースライドドアやヘッドアップディスプレイが欲しくてXS(1,995,400円)まで上げると、差は290,400円に広がります。価格は2026年5月現在のメーカー希望小売価格(消費税込)です。
『見た目で選んだけど、装備はXのほうが良かったかも』という後悔は、ここから出ることが多いんです。標準とカスタムの違いはスペーシアカスタムと標準の違いで比べてみてください。
色の後悔は「有料色」と「濃い色」
カスタムの色で後悔しやすいのは、次の2つです。
- 黒(ブルーイッシュブラックパール3)や濃い色で、洗車傷や水アカが目立った
- 白(ピュアホワイトパール)やシルバーを選んだら、27,500円の有料色だった
ブラック2トーンルーフは60,500円、白とシルバーの2トーンは88,000円かかります。見積もりの最後に色の費用が乗って驚いた、という声もあるんですよ。
『白なら無難だろう』と選んだ方でも、有料色だと知らずに見積もりを見て迷うことがあります。色は最初に候補を2つに絞り、追加費用込みの価格で比べておくと安心です。
黒の傷の目立ち方はスペーシアの黒は後悔する?で詳しく書いています。
XS・XSターボは小回りが少し大きい
カスタムのXS・XSターボは15インチタイヤ(165/55R15)で、最小回転半径が4.6mです。ほかのグレードは4.4mなので、狭い駐車場では切り返しが増えることもあります。
- GSとXSの装備差(パワースライドドアの左右、サーキュレーター)
- 色の追加費用(有料色27,500円、2トーン60,500円〜88,000円)
- 自宅や職場の駐車場で切り返しが苦にならないか
スペーシアギアで後悔しやすい点
ギアは見た目と使い勝手で選ばれる一方、欠点として挙がりやすいところもあります。
| 気になる点 | 数字で見ると | 感じやすい人 |
|---|---|---|
| 価格が高め | XZ 2WDで1,952,500円 | 標準のHYBRID Xと比べる人 |
| 選べる色が2トーン中心 | 単色は3色、ほか6色は2トーン(+60,500円) | 単色の明るい色が欲しい人 |
| ターボの燃費 | XZターボ 2WDで21.9km/L | 街乗りが中心の人 |
| 背が高い | 全高1,800mm(ルーフレール込み) | 立体駐車場を使う人 |
価格は2026年5月現在のメーカー希望小売価格(消費税込)です。
ギアはスペーシア HYBRID X(1,705,000円)と比べると247,500円高くなります。その分、ACCや電動パーキングブレーキ、ヘッドアップディスプレイ、撥水加工シートが標準です。
『アウトドアはしないけど見た目が好き』という方でも、装備の差に納得できれば後悔はしにくいはずです。ハスラーと迷っている方は、スペーシアギアとハスラーはどっちが合う?も読んでみてください。
ギアの全高はルーフレール込みで1,800mmです。高さ制限が1,800mm前後の駐車場では、入れないことがあります。
メリットとデメリットを並べて見る
ここまでの話を、メリットとデメリットに分けてまとめてみます。
- 室内高1,415mmで、子どもの乗せ降ろしが楽
- スライドドア開口幅600mmで、荷物の出し入れがしやすい
- 全車マイルドハイブリッドで、NA 2WDは23.9km/L以上
- 衝突被害軽減ブレーキ(デュアルセンサーブレーキサポートII)が全車標準
- 最小回転半径4.4m(カスタム XS系は4.6m)
- NA車は49PSで、坂道や高速の合流で物足りないことがある
- スペーシア HYBRID G・XはACCが標準で付かない
- 全高1,785mmで、横風の影響を受けやすい
- ターボや4WDは燃費が下がる
- 乗車定員は4名

デメリットの多くは、スーパーハイトワゴン全体に共通する話でもあります。ほかの車と比べたい方は、口コミ全体をまとめたスペーシアの口コミ・評判まとめもどうぞ。
「やめとけ」と言われるのはどんな人?
スペーシアが合わないのは、使い方がはっきりしている人です。次に当てはまるなら、少し立ち止まって考えてみてください。
- 毎日のように高速道路を長く走る
- 5人以上で乗る場面がある
- 荷物を積んで山道をよく走るのに、NA車を考えている
- 駐車場の高さ制限が厳しい
反対に、街乗りが中心で、子どもの送り迎えや買い物に使うなら、スペーシアの良さを活かしやすい使い方です。
「やめとけって言われたんだけど、本当に?」
「どんな使い方をするかによりますね。街乗り中心なら、むしろ向いている車ですよ」
4WDを選ぶかどうかでも、後悔の中身が変わります。4WDは2WDより車両重量が50〜60kg重く、燃費もNA車で23.9km/Lから22.4km/Lに下がります。
『雪は年に数回だけど、念のため4WDに』という選び方だと、燃費と価格の差ばかりが気になることも。雪道の頻度で決めたい方は、スペーシアの4WDは必要かで比べてみてください。
なお、スペーシア ベース(MK33V・2022年8月発売)は軽貨物で、乗車定員は2名〔4名〕です。後席を常に使うなら、乗用のスペーシアを選ぶのが自然ですね。
後悔しないために契約前にやること
最後に、契約前にやっておきたいことを順番に並べます。
- 高速や坂道をどれくらい走るかを考え、NAかターボかを決める
- ACCが欲しいかどうかで、標準・カスタム・ギアを絞る
- 色の追加費用(有料色・2トーン)を見積もりに入れる
- 自宅の駐車場の高さと幅を測っておく
- 試乗では、家族を乗せて坂道や合流も走ってみる
試乗は、できれば普段よく使う道で頼んでみてください。近所の坂道や、よく使う駐車場で試すと、カタログでは分からない相性が見えてきます。
ターボが要るかどうかはスペーシアのターボは必要かで使い方ごとに比べています。多くの人がスペーシアを選ぶ理由はスペーシアはなぜ売れる?を読むと見えてきます。
よくある質問
スペーシアの一番の欠点は何ですか?
よく挙がるのはNA車の加速です。最高出力は49PSで、坂道や高速の合流で物足りなさを感じる方がいます。高速が多いならターボ(64PS)も試してみてください。
スペーシアは燃費が悪いのですか?
NA車の2WDはWLTC 23.9km/L(HYBRID Gのナビ非装着車は25.1km/L)です。ターボの4WDは19.8km/Lまで下がるので、グレードで大きく変わります。
スペーシアカスタムのターボは燃費が悪いですか?
カスタム HYBRID XSターボは2WDで21.9km/L、4WDで19.8km/Lです。NAのXS(2WD 23.9km/L)より下がりますが、トルクは大きく上がります。
スペーシアカスタムの色で後悔しないコツは?
有料色と2トーンの追加費用を先に確かめることと、濃い色は洗車傷が目立ちやすいことを知っておくことです。
スペーシアギアで後悔しやすいのはどんな点ですか?
価格の高さと、明るい色の多くが2トーン専用な点です。立体駐車場を使う方は全高1,800mmも確かめておきましょう。
まとめ
- 後悔の多くは、使い方とグレード・色の選び方のズレから起きる
- 燃費はNA 2WDで23.9km/L、ターボ4WDで19.8km/Lとグレードで大きく違う
- カスタムはGSとXSの装備差と、色の追加費用で後悔しやすい
- ギアは価格と2トーン中心の色、全高1,800mmを確かめておく
- 契約前に走り方・装備・色・駐車場の4つを確かめると後悔を防ぎやすい
グレードが決まったら、スペーシアの値引き相場と限界の目安で交渉の順番も確かめておきましょう。





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