当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
『スペーシアに乗り換えたら、保険料っていくらになるんだろう?』と、見積もりの前に気になっている方も多いですよね。
結論から言うと、スペーシアの保険料を一番大きく動かすのは、車そのものより「年齢条件・等級・車両保険を付けるか」です。そのうえで、グレードの価格差やNA・ターボの型式の違いが少しずつ効いてきます。
この記事を読めば、自分の条件だとどこを見直せば保険料が下がるのかが分かります。
保険料は何で決まる?まずは全体をつかもう
任意保険の保険料は、ひとつの数字で決まるわけではありません。いくつもの条件の掛け算で決まるんです。
同じスペーシアでも、人によって保険料が倍以上違うこともあります。なので「スペーシアの保険料はいくら」と一言では言えません。
| 保険料を決める主な条件 | 影響の大きさ | 自分で変えられるか |
|---|---|---|
| ノンフリート等級 | とても大きい | 無事故を続けると上がる |
| 運転者の年齢条件 | とても大きい | 条件の設定で変えられる |
| 車両保険の有無・種類 | 大きい | 選べる |
| 運転者の範囲(本人・家族など) | 中くらい | 選べる |
| 車の型式(料率クラス) | 中くらい | グレード選びで少し変わる |
| 使い方(日常・通勤・業務) | 中くらい | 実際の使い方に合わせる |
| 補償の中身・特約 | 中くらい | 選べる |
- 保険料を大きく動かすのは、等級・年齢条件・車両保険
- 車の違い(グレード・型式)の影響は、それより小さめ
- 見積もりは同じ条件で、複数の保険会社を比べる
『スペーシアって保険料が高い車なの?』と心配する方もいますが、スペーシアは軽自動車です。軽自動車は普通車と別の料率で計算され、同じ条件なら普通車より抑えやすい傾向があります。
等級と年齢条件がいちばん効く理由
等級は、無事故の年数に応じて上がっていく割引の段階です。事故で保険を使うと下がり、次の年からの保険料が上がります。
年齢条件は、運転する人の中で一番若い人に合わせて決めます。若い人ほど事故の割合が高いとされるため、条件が若いほど保険料は上がるんです。
つまり、同じスペーシアでも「誰が乗るか」「これまで事故がないか」で保険料は大きく変わります。車選びより先に、ここを見ておくと効果が大きいですよ。
グレードの価格は車両保険にどう効く?
車両保険を付ける場合、保険金額(いざという時に出る上限)は車の価格をもとに決まります。新車なら新車価格が基準になるんです。
2026年5月現在のメーカー希望小売価格(消費税込)で、グレードごとの価格を並べました。車両保険の金額の目安として見てみてください。
| モデル・グレード | 2WD | 4WD |
|---|---|---|
| スペーシア HYBRID G | 1,530,100円 | 1,656,600円 |
| スペーシア HYBRID X | 1,705,000円 | 1,824,900円 |
| カスタム HYBRID GS | 1,801,800円 | 1,925,000円 |
| カスタム HYBRID XS | 1,995,400円 | 2,115,300円 |
| カスタム HYBRID XSターボ | 2,073,500円 | 2,193,400円 |
| ギア HYBRID XZ | 1,952,500円 | 2,072,400円 |
| ギア HYBRID XZターボ | 2,037,200円 | 2,157,100円 |
| ベース GF | 1,471,800円 | 1,595,000円 |
| ベース XF | 1,624,700円 | 1,744,600円 |
いちばん安いベース GF 2WDと、いちばん高いカスタム XSターボ 4WDでは、72万1,600円の差があります。車両保険の金額もそれだけ変わる、ということなんです。
メーカーオプションのナビ(195,800円)なども、車両保険の金額に含めるかどうかで変わります。見積もりの時に、付けたオプションも伝えておきましょう。
車両保険の金額は、車の年数がたつと下がっていきます。新車の時は高めでも、数年後の更新では下がっていくのが一般的です。
グレードごとの価格差はスペーシアの新車価格一覧でも詳しく見られます。
NA・ターボ・ベースで保険は変わる?
『ターボにすると保険料が上がるって本当?』と気になりますよね。
任意保険には「型式別料率クラス」という仕組みがあります。型式ごとの事故のデータをもとに、保険料の基準を決めるものです。軽自動車にも、この仕組みがあります。
スペーシアは、NAとターボで型式が分かれています。
| モデル・グレード | 型式 | 車の分類 |
|---|---|---|
| スペーシア・カスタム GS/XS・ギア XZ(NA) | 5AA-MK94S | 軽乗用車 |
| カスタム XSターボ・ギア XZターボ | 4AA-MK54S | 軽乗用車 |
| スペーシア ベース GF・XF | 5BD-MK33V | 軽貨物車(4ナンバー) |
型式が違うので、NAとターボで料率クラスが違うことがあります。どのクラスかは年ごとに見直されるので、この記事では決めつけずに、見積もりで確かめるのをおすすめします。
ベースは4ナンバーの軽貨物で、乗用のスペーシアとは車の分類が違います。保険の料率も軽乗用とは別になるので、乗用スペーシアの見積もりを流用しないようにしましょう。
ベースは税や車検の周期も乗用と違います。気になる方はスペーシアベースとは?もあわせて見てみてください。
安全装備で割引は受けられる?
現行の3代目(MK94S/MK54S・2023年11月発売)は、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」が全車標準です。
多くの保険会社には、自動ブレーキ付きの車に適用される割引(ASV割引)があります。ただ、対象になるのは「その型式が発売されてから一定の期間」に限られるのが一般的です。
『自動ブレーキが付いてるなら、ずっと安くなるんじゃないの?』と思いますよね。実は、期間を過ぎると割引の対象から外れることがあるんです。
- ASV割引の対象になるか
- 新車割引(新車から一定期間の割引)が使えるか
- ゴールド免許の割引があるか
- ネット申し込みや早期契約の割引があるか
スペーシア ベースの自動ブレーキは、旧世代の「デュアルカメラブレーキサポート」です。乗用のスペーシアと装備が違うので、割引の扱いも保険会社に確かめてみてください。
安全装備の中身はスペーシアの安全装備|できること・できないことで紹介しています。
保険料を無理なく下げるコツ
ここが一番知りたいところですよね。補償を削りすぎず、ムダなところだけ見直すのがコツです。

- 運転者の年齢条件を、実際に運転する人に合わせる
- 運転者の範囲を「本人のみ」「本人・配偶者」などに絞る
- 車両保険の種類(一般型かエコノミー型か)と免責金額を見直す
- 使い方(日常・レジャー/通勤)を実際に合わせる
- 同じ条件で、複数の保険会社の見積もりを比べる
例えば、子どもが独立して夫婦だけで乗るようになったのに、家族限定のままになっていることがあります。
「年齢条件、子どもが乗ってた時のままだった…」
「今は夫婦だけなら、条件を変えるだけで下がるかもしれないね」
こんなふうに、生活が変わった時は条件を見直すタイミングです。
車両保険はどうする?
車両保険は、付けるかどうかで保険料が大きく変わります。迷うところですよね。
- 新車や高年式で、車の価値が高い
- ローンや残クレが残っている
- 修理代をすぐ出すのがむずかしい
- 年式が古く、車の価値が下がっている
- 修理代を貯金で出せる
- 自損事故の心配が少ない使い方
ローンや残クレで買った場合、修理できないほどの事故でも残りの支払いは続きます。そう考えると、支払い中は車両保険を付けておくと安心です。支払い方法ごとの総額はスペーシアの残クレは損か得かで比べています。
免責金額(自己負担額)を上げると、保険料は下がります。小さな傷は自分で直すと決めているなら、免責を上げるのもひとつの方法です。
スペーシアに乗り換える時の保険の手続き
『今の車からスペーシアに替える時、保険はどうすればいいの?』という方も多いですよね。今の保険を続けたまま、車だけ入れ替える手続きをするのが一般的です。
- 納車日が決まったら、加入中の保険会社に連絡する
- 新しい車の車検証の情報(型式・登録番号など)を伝える
- 車両保険の金額を、スペーシアの価格に合わせて決め直す
- 納車日から補償が始まるように、入れ替えの日を指定する
- 保険料の差額(増えるか減るか)を確かめる
ここで大事なのは、納車の日に補償が切れていないことです。納車の日の帰り道から保険が効くように、少し早めに連絡しておきましょう。
車検証がまだ手元に無い時は、販売店が出す注文書や見積書の情報で手続きを進められることもあります。保険会社に聞いてみてください。
新車の見積もりを取る頃に、保険の見積もりも取っておくと、乗り出してからの月々の出費がつかみやすくなります。
保険料も含めた維持費の考え方
『結局、スペーシアって毎年いくらかかるの?』と全体が知りたい方も多いはずです。
保険料は、税や車検と並ぶ固定の出費です。ほかの税金は、年式や使い方でほぼ決まっています。
| 維持にかかる主なお金 | スペーシア(乗用) | スペーシア ベース(軽貨物) |
|---|---|---|
| 軽自動車税(種別割) | 年10,800円 | 年5,000円 |
| 自動車重量税(車検2年分) | 6,600円 | 6,600円 |
| 初回の車検 | 3年 | 2年 |
| 任意保険 | 条件で大きく変わる | 条件で大きく変わる |
補足すると、重量税は軽自動車なら車両重量にかかわらず一律です(13年経過で8,200円、18年経過で8,800円)。
税金と違って、保険料は見直しで下げられる数少ない出費です。1年ごとの更新の前に、見積もりを取り直すくせをつけておきましょう。

維持費の内訳はスペーシアの維持費は年間いくら?に、燃料代はスペーシアの実燃費にまとめています。税の詳しい話はスペーシアの軽自動車税と重量税で見られます。
- 損害保険料率算出機構:型式別料率クラスなど保険料の仕組み
- 国土交通省「自賠責保険(共済)」:自賠責の補償内容と保険料
よくある質問
スペーシアの保険料は年間いくらくらいですか?
等級・年齢条件・車両保険の有無で大きく変わるため、一律には言えません。同じ条件で複数の保険会社の見積もりを取って比べるのが確実です。
スペーシアのターボ車は保険料が高くなりますか?
NAとターボで型式が違うため、料率クラスが違うことがあります。ただ、保険料への影響は等級や年齢条件より小さめです。見積もりで確かめてみてください。
スペーシア ベースの保険は乗用と同じですか?
ベースは軽貨物(4ナンバー)なので、車の分類が違います。料率も軽乗用とは別になるので、ベースとして見積もりを取りましょう。
車両保険は付けた方がいいですか?
新車やローン・残クレの支払い中なら、付けておくと安心です。年式が古く修理代を貯金で出せるなら、外すことも考えられます。
乗り換えの時、等級は引き継げますか?
一般的には、車を入れ替えても等級を引き継げます。手続きの時期や条件は、加入中の保険会社に確かめておきましょう。
まとめ
- 保険料を大きく動かすのは、等級・年齢条件・車両保険
- 車両保険の金額は新車価格が基準。グレードで最大72万1,600円の差
- NAはMK94S、ターボはMK54Sで型式が違う。料率は見積もりで確かめる
- ベースは軽貨物なので、乗用とは別に見積もる
- 条件を実際の使い方に合わせ、複数社を比べると下げやすい
保険を含めた維持費全体は維持費の内訳で、購入時の値引きの考え方はスペーシアの値引き相場と限界額で紹介しています。





コメント