スペーシアのライトの操作・消し方と交換の考え方

夕暮れにLEDヘッドライトを点けた軽スーパーハイトワゴン

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『ライトを消そうとしたのに消えない』『このマーク、何のランプ?』。スペーシアに乗り換えたばかりだと、ライトまわりで戸惑うことがありますよね。

結論から言うと、現行のスペーシアは全グレードLEDヘッドランプで、オートライトが基本の車です。走行中に消せないのは故障ではなく、そういう決まりの仕組みなんです。

この記事を読めば、ライトの操作と表示の意味、交換が必要になった時の考え方が分かります。

目次

スペーシアのヘッドライトはグレードでどう違う?

まずは、自分の車のライトが何なのかを押さえておきましょう。3代目(MK94S/MK54S・2023年11月発売)のヘッドランプは、全モデルLEDです(スズキ公式)。

モデル(3代目)ヘッドランプそのほかの特徴(公式)
スペーシアLEDハイビームアシストは全車標準
スペーシア カスタムフルLEDシーケンシャルターンランプ、LEDフォグランプ
スペーシア ギア丸目LEDギア専用の丸いデザイン

『LED化ってどうやるの?』と調べる方もいますが、3代目はもともとLEDなので、その必要はありません。

LED化の話が出てくるのは、主に先代以前のスペーシアです。世代の見分け方はスペーシアの歴代モデル一覧で確かめてみてください。

まず確かめておくこと

車検証の型式が「MK94S」か「MK54S」なら3代目で、ヘッドランプはLEDです。それ以外の型式なら、年式とグレードでライトの種類が違うことがあります。

3代目スペーシアのモデル別ヘッドランプの違いを示した図解

ライトの操作とマークの意味

スペーシアのライトは、ハンドルの横から出ているレバーの先のダイヤルで切り替えます。多くの国産車と同じ位置なので、乗り換えでも迷いにくいですね。

ダイヤルの位置どうなるか
AUTO周りの明るさに合わせて、ライトが自動で点いたり消えたりする
スモール(車幅灯)のマーク車幅灯やテールランプなどが点く
ヘッドライトのマークヘッドライトが点く
OFF条件がそろった時だけ消せる(次の章で説明)

メーターの中にも、ライトの状態を知らせる表示が出ます。

よく見るライトのマーク
  • 緑色のライトのマーク:車幅灯やヘッドライトが点いている
  • 青色のライトのマーク:ハイビームになっている
  • 「A」が付いたライトのマーク:ハイビームアシストが働いている
  • フォグランプのマーク:フォグランプが点いている(装備車)

ハイビームアシストは、対向車や前の車を見つけるとロービームに切り替えてくれる機能です。3代目は全車に付いています(スズキ公式)。

ここが大事なところです。マークの形や色は年式で少し違うことがあるので、見慣れないマークが出た時は、取扱説明書の表示・警告灯のページで確かめるのが確実です。

スペーシアの警告灯・警告音の意味と対処でも、ライト以外の表示を含めて紹介しています。

ウインカーやブレーキランプが切れた時は

ヘッドライト以外のランプが切れることもあります。後ろのランプは運転席から見えないので、気づきにくいんです。

ランプ切れを見つける方法
  • 家族に後ろに立ってもらい、ブレーキとウインカーを順に確かめる
  • 夜、壁の前に止めて、反射した光で点いているか見る
  • ウインカーの点滅が急に速くなったら、どこかが切れているサインのことがある

「ブレーキランプ、両方点いてる?」
「右だけ暗いみたい」

こんなふうに声をかけ合うと、すぐに分かりますね。LEDの一体型のランプは、ヘッドライトと同じく販売店での交換になることが多いです。ランプ切れのまま走ると整備不良になるので、気づいたら早めに直しておきましょう。

ライトが消えない?消し方と理由

「OFFにしたのに、またライトが点いた」。そういう経験をした方も多いはずです。

実は、2020年ごろから発売される新型車は、オートライトの装備が義務になりました。周りが暗くなると、ロービームが自動で点く仕組みです。

3代目のスペーシアもこのルールに合わせた車なので、走行中はヘッドライトを手動で消し続けることができません。

ライトを消したい時の流れ(目安)
  1. 車を止める
  2. ダイヤルをOFFの位置に回す
  3. ライトが消えたことを確かめる
  4. 走り出したり、エンジンをかけ直したりすると、AUTOに戻ることがある
スペーシアのライトが消えない理由と消し方の図解

細かい条件は年式で違うことがあるので、取扱説明書で確かめてみてください。よく使う設定の探し方はスペーシアの取扱説明書の見方にまとめています。

『駐車場で、前の家にライトが当たって気まずい…』という場面もありますよね。そんな時は、止まってからOFFにすれば消せます。

「ライト、つけっぱなしじゃない?」
「大丈夫、エンジン切ったら消えるから」

こんな会話もよく聞きますが、エンジンを切ってからのライトの動きも、車の設定で変わります。降りる前にちらっと見ておくと安心です。

先代以前のスペーシアでは

2代目(MK53S)や初代(MK32S/MK42S)は、オートライトの義務化より前に発売された車です。ライトの消し方や、オートライトの有無はグレードで違います。

ライトの点け忘れ・消し忘れを防ぐには

ダイヤルをAUTOにしておけば、暗い道での点け忘れはほぼ防げます。トンネルに入った時や夕方も、自動で点いてくれるので安心です。

『自分で操作したほうが分かりやすい』という方もいますよね。ただ、夕方の早めの点灯は、周りから自分の車を見つけてもらいやすくなります。

ふだんはAUTOのままにしておき、消したい場面だけ止まってから操作する使い方がおすすめです。

ヘッドライトが切れた・暗い時の交換は?

LEDヘッドランプは、電球だけを取り替える作りになっていないことが多いです。3代目で「ヘッドライトが点かない」という時は、販売店でユニットごとの交換になると考えておきましょう。

『えっ、じゃあ高くつくの?』と思いますよね。LEDは電球より長持ちで、ふつうに使っていて切れることはあまり多くありません。

状況考えられること相談先
片側だけ点かないLEDユニットや配線、コネクターの不具合販売店
両側とも点かないヒューズ、スイッチ、制御の不具合販売店
ライトの中が曇っている・水滴があるユニットのすき間からの浸水販売店
光が黄ばんで暗く見えるレンズ表面の劣化カー用品店・販売店

新車から3年間などのメーカー保証の期間内なら、無償で直してもらえる場合もあります。保証書を手元に用意してから相談しましょう。

ほかの部品の故障の目安はスペーシアの故障しやすい箇所と修理費の目安で紹介しています。

先代のLED化で気をつけたいこと

先代以前でハロゲンのヘッドライトをLEDバルブに替える場合は、次の点を確かめてください。

  • 車検に通る明るさ・色・光の向き(カットライン)が出るか
  • 車種・年式に合う形のバルブか
  • 取り付け後に、ライトの光の向きを調整してもらえるか<br>取り付けてから車検で通らない、ということもあるので、車検対応品を選び、店で光軸まで見てもらうと安心です。
LEDヘッドライトの不具合の症状と相談先をまとめた図解

レンズのくもり・黄ばみが気になる時

年数がたつと、ヘッドライトの表面が白くくもったり、黄ばんだりすることがあります。LEDでも、レンズの表面は日光や雨で少しずつ傷んでいくんです。

『なんだか夜道が暗くなった気がする』という時は、レンズの表面を見てみてください。

状態できること
表面がうっすら白い市販のヘッドライトクリーナーで磨く
黄ばみが強い、ざらつくカー用品店や整備工場の磨き・コーティングを相談する
内側がくもる、水滴がある磨いても直らない。販売店で点検

外側のくもりは磨けばきれいになることが多いです。ただ、内側のくもりは中の問題なので、自分で直すのはむずかしいですね。

ルームランプを替えたい時は

ヘッドライトと一緒に、ルームランプをLEDにしたいという方もいます。ルームランプは車検の対象になる灯火ではないので、ドレスアップとして替える方が多いところです。

ただ、形や差し込み口は年式で違います。取扱説明書の電球の一覧で種類を確かめてから選ぶと、買い直しを防げますよ。

ナンバー灯を交換したい時は?

「スペーシアカスタムのナンバー灯を明るくしたい」「スペーシアギアのナンバー灯が切れた」。こうした理由で交換を考える方も多いですよね。

ナンバー灯は、リヤのナンバープレートの上あたりにある小さなライトです。形や使っている電球は、世代やモデルで違うことがあります。

ナンバー灯の交換の流れ(目安)
  1. 取扱説明書の「電球の交換」や電球の一覧で、ナンバー灯の種類を確かめる
  2. ライトとエンジンをOFFにする
  3. ナンバー灯のレンズやカバーを、指定の方法で外す(内張りはがしを使うと傷が付きにくい)
  4. 古い電球を抜き、新しいものを差し込む
  5. 点灯を確かめてから、レンズを元に戻す

電球ではなくLEDの一体型になっている場合は、自分で電球だけ替えることはできません。その時は販売店に相談しましょう。

市販のLEDに替える時の注意
  • ナンバー灯の色は白色である必要がある
  • ナンバーの数字がきちんと照らされているか、後ろから見て確かめる
  • 明るすぎたり、光が外にもれたりしないか

色付きのものに替えると、車検に通らなくなります。ドレスアップのつもりでも、ナンバー灯は白のままにしておきましょう。

ナンバー灯が切れていると、夜にナンバーが読めず整備不良になってしまいます。後ろのランプを確かめるついでに、ナンバー灯も一緒に見ておくと安心ですね。

ほかのドレスアップの注意点はスペーシアのカスタムパーツ・ドレスアップの定番と注意点にまとめています。

公式・関連サイトの情報

よくある質問

スペーシアのヘッドライトはLEDですか?

3代目(MK94S/MK54S)は、スペーシア、カスタム、ギアとも全車LEDヘッドランプです(スズキ公式)。

スペーシアのライトを走行中に消すことはできますか?

3代目は、周りが暗い時に走行中はロービームが自動で点く仕組みです。消したい時は、車を止めてからOFFにしてください。

LEDヘッドライトの交換は自分でできますか?

3代目のLEDヘッドランプは、ユニットごとの交換になることが多いので、販売店に相談するのがおすすめです。

ハイビームが勝手にロービームに変わるのはなぜですか?

ハイビームアシストが働いているためです。対向車や前の車を見つけると、自動でロービームに切り替えます。

ナンバー灯の電球の種類はどこで分かりますか?

取扱説明書の電球の一覧に載っています。年式やモデルで違うことがあるので、自分の車の説明書で確かめてください。

まとめ

この記事の要点
  • 3代目のヘッドランプは全車LED。カスタムはフルLEDとシーケンシャルターンランプ付き
  • ライトの切り替えはハンドル横のレバーのダイヤル。メーターのマークの色で状態が分かる
  • 3代目は走行中にヘッドライトを消し続けられない。止まってからOFFにする
  • LEDヘッドランプの不具合は、販売店でユニット交換になることが多い
  • ナンバー灯は白色のまま。種類は取扱説明書の電球の一覧で確かめる

買い替えも考えている方は、スペーシアの値引き相場と限界額もあわせて見てみてください。

スペーシア買いたいドットコム

スペーシア買いたいドットコム 編集部

スペーシアの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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