スペーシアの中古車の選び方|狙い目の年式と走行距離の見方

中古車展示場に並ぶ軽ハイトワゴンと走行距離メーター

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新車は少し予算オーバー。だから中古でスペーシアを探しているけれど、年式も走行距離もバラバラで、どれを選べばいいか迷っている。そんな方も多いはずです。

結論から言うと、スペーシアの中古車は「どの世代か」を先に決めて、そのあと走行距離と整備記録で絞るのが一番迷いません。世代によって、安全装備も燃費も型式も違うからです。

この記事を読めば、自分の予算で狙うべき年式と、走行距離の見方が分かります。

目次

まずは世代で選ぶ。スペーシアは3世代ある

スペーシアの中古車は、大きく3つの世代に分かれます。同じ「スペーシア」でも中身はかなり違うんです。

世代発売型式中古で見る時のポイント
初代2013年3月15日(カスタムは6月)MK32S(2015年5月の改良以降MK42S)年式が古く、13年を超える車も出てくる
2代目2017年12月14日(ギアは2018年12月)MK53S台数が多く、選択肢が広い
3代目(現行)2023年11月22日(ギアは2024年9月)NA車MK94S/ターボ車MK54S高年式で装備が新しい

発売日はスズキ公式ニュースリリースです。初代と2代目の型式は、大手中古車メディアで一般的に使われている表記です。

先に結論

予算に余裕があれば3代目、台数の多さと価格のバランスなら2代目、とにかく予算を抑えたいなら初代が候補です。世代を決めてから探すと、比べる台数がぐっと減ります。

スペーシアの3つの世代の発売年と型式、中古で見るポイントを並べた図解

2代目が気になる方は2代目スペーシア(MK53S)は今買いか、初代なら初代スペーシアの現在で、維持の注意点まで詳しく書いています。

3代目の中古は新車と比べてどう?

『3代目の中古なら、新車よりかなり安く買えるのでは?』と思いますよね。まずは新車の価格を基準に置いてみましょう。

グレード(3代目)新車価格 2WD新車価格 4WD
スペーシア HYBRID G1,530,100円1,656,600円
スペーシア HYBRID X1,705,000円1,824,900円
カスタム HYBRID XS1,995,400円2,115,300円
カスタム HYBRID XSターボ2,073,500円2,193,400円
ギア HYBRID XZ1,952,500円2,072,400円

2026年5月現在のメーカー希望小売価格(消費税込)です。3代目は発売以来、公式の一部改良がなく、価格も発売時から変わっていません。

中古の値段がこの新車価格に近いなら、新車や登録済み未使用車と比べてみる価値があります。新車は値引きが入り、保証も最初から付くからです。

新車と未使用車の比べ方はスペーシアは新車と未使用車どちらが得かにまとめています。

装備はグレードで大きく違います

3代目の標準スペーシア HYBRID G・Xは、ACC(全車速追従・停止保持)が標準で付きません。HYBRID Xはセーフティプラスパッケージ装着車なら付いています。カスタムとギアは全車に付いています。

50万円前後の予算で探す時に気をつけたいこと

「スペーシア 中古 50万」のように、予算を決めて探している方も多いですよね。この価格帯の相場は、時期や地域、車の状態で大きく変わります。

一般的には、年式が古いほど、走行距離が多いほど価格は下がります。予算を抑えるほど、初代や2代目の初期の年式、走行距離が多めの車が中心になりやすいんです。

そこで大事になるのが、車両価格以外にかかるお金です。

項目目安・注意点
軽自動車税(種別割)3代目の自家用乗用は年10,800円。古い年式は税額が変わることがある
自動車重量税(継続検査2年分)6,600円、13年経過で8,200円、18年経過で8,800円
車検の残り期間残りが短いと、買ってすぐ車検費用がかかる
消耗品タイヤ・バッテリー・ブレーキまわりの交換時期

初代の初期の年式は、もう13年を超え始めています。重量税が上がるうえ、部品の交換も重なりやすい時期なんです。

『本体が安いからお得』と思っても、買ってすぐにタイヤとバッテリーを替えると、差が縮まることもあります。支払総額と、車検の残り期間を並べて比べてみてください。税額の違いはスペーシアの軽自動車税と重量税で確かめられます。

支払総額で比べましょう

車両本体価格だけが安く、諸費用が高く設定されていることもあります。見積もりは「支払総額」でそろえて比べるのが確実です。

走行距離の見方。何kmまでなら大丈夫?

走行距離は、年式とセットで見るのがコツです。よく使われる目安は「1年で1万km前後」なんです。

登録からの年数目安の走行距離見方
3年3万km前後これより少なければ使用が少なめ
5年5万km前後平均的なら問題になりにくい
8年8万km前後消耗品の交換歴を確かめたい
10年以上10万km前後整備記録の有無が特に大事

あくまで目安で、距離だけで良し悪しは決まりません。反対に、距離が多めでも定期的に点検されてきた車なら、候補に残してよいこともあります。

実は、走行距離が極端に少ない車にも注意が必要なんです。長く動かしていない車は、バッテリーやゴム部品が傷んでいることがあります。

例えばこんな場面を考えてみてください。

「5年で2万kmの車と、5年で6万kmの車、どっちがいいですか」
「距離が少ないほうが有利ですが、短距離ばかりで点検をしていない車もあります。整備記録簿を見比べてみましょう」

走行距離と記録の確かめ方
  1. メーターの走行距離と、登録年(初度登録年月)を見比べる
  2. 整備記録簿で、点検のたびの走行距離がつながっているか確かめる
  3. オイル交換やバッテリー交換の記録があるか見る
  4. 車検証の型式で、世代とターボの有無を確かめる

オイル交換の目安はスペーシアのオイル交換の時期・量で詳しく書いています。

グレード・派生モデルで間違えやすいところ

中古車の一覧では、グレード名が省略されていることがあります。特に次の3つは、見分けておきたいところです。

ターボかNAか

3代目の場合、NA車は5AA-MK94S、ターボ車は4AA-MK54Sと型式が分かれています。車検証の型式を見れば、ターボかどうかがすぐ分かります。

スペーシア ベースは軽貨物

スペーシア ベース(MK33V・2022年8月発売)は、4ナンバーの軽貨物です。乗用のスペーシアとは条件がかなり違います。

項目スペーシア(乗用)スペーシア ベース(軽貨物)
軽自動車税(自家用)年10,800円年5,000円
車検初回3年、以降2年初回2年、以降2年
乗車定員4名2名〔4名〕
衝突被害軽減ブレーキ(現行)デュアルセンサーブレーキサポートIIデュアルカメラブレーキサポート

『税金が安いからベースでいいかも』と思った方は、後席の使い方を先に考えてみてください。ベースの特徴はスペーシアベースとは?で詳しく比べています。

カスタムとギア

カスタムは初代から、ギアは2018年12月から中古車に出ています。見た目で探す方は、世代とあわせて確かめてみてください。

中古のスペーシアで、ターボ・ベース・カスタム・ギアを見分けるポイントを並べた図解

現車を見る時のチェックポイント

気になる1台が見つかったら、実際に見に行きましょう。スペーシアならではの確認ポイントがあります。

現車確認で見ておきたいこと
  • スライドドアを何度か開け閉めして、異音や引っかかりがないか
  • アイドリングストップが動くか(バッテリーの状態の目安になる)
  • エアコンの効きと、においがないか
  • 後席やシートのスライドがスムーズに動くか
  • 修復歴の有無と、その内容

スライドドアは開け閉めの回数が多い部分です。パワースライドドア付きの車なら、スイッチとドアノブの両方で動かしてみてください。

2代目の中古を見る時は、安全装備がグレードや年式で違う点にも気をつけたいところです。3代目のデュアルセンサーブレーキサポートIIは全車標準ですが、2代目の装備は車ごとに確かめる必要があります。

『同じくらいの値段なら、新しい年式のほうがいい?』と迷ったら、安全装備と整備記録の2つで比べてみてください。年式が新しくても記録がない車より、少し古くても点検を続けてきた車のほうが安心なこともあるんです。

よくある故障と修理費の目安はスペーシアの故障しやすい箇所と修理費の目安にまとめています。

認定中古車や地域で探す時のコツ

「スペーシア 認定中古車」で探している方もいますよね。認定中古車は、メーカー系の販売店が点検・整備したうえで、独自の保証を付けて売っている中古車のことです。

価格はやや高めになりやすい一方、保証の範囲や期間がはっきりしています。保証の内容は販売店ごとに違うので、見積もりの時に書面で確かめておきましょう。

神奈川のように、住んでいる地域で探す方も多いはずです。中古車は1台ごとに状態が違うので、実際に見に行ける範囲で探すのが基本です。

地域で探す時のポイント
  • 現車を見に行ける範囲で、近くの都県まで広げてみる
  • 雪の多い地域から来た車は、下回りのサビを確かめる
  • 遠方の車は、名義変更や陸送の費用が別にかかることがある

気になる車が遠方にある時は、写真だけで決めずに、電話で整備記録簿や修復歴の内容を先に聞いておくと安心です。

年式・走行距離・グレードの条件が決まったら、あとは在庫を絞り込んで比べるだけです。

スペーシア買いたいドットコム

スペーシアの値段、先に相場を見ておく

年式・走行距離・地域の条件を入れて、中古車ポータルで在庫を絞り込んでみてください。同じ条件で支払総額を並べると、どれが割安か見えてきます。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

公式・関連サイトの情報

よくある質問

スペーシアの中古で狙い目の年式は?

予算と装備のバランスなら2代目(MK53S・2017年12月発売)が選択肢の多い世代です。新しい安全装備を重視するなら3代目(2023年11月発売)を見てみてください。

スペーシアの走行距離は何kmまでなら大丈夫ですか?

1年で1万km前後が目安です。距離だけで決めず、整備記録簿で点検やオイル交換がされているかを合わせて確かめるのがおすすめです。

50万円前後でスペーシアの中古車は買えますか?

時期や地域、状態によっては見つかります。年式が古めか、走行距離が多めの車が中心になりやすいので、支払総額と消耗品の状態を確かめてみてください。

スペーシアの認定中古車とは何ですか?

メーカー系の販売店が点検・整備して、保証を付けて売っている中古車です。保証の範囲や期間は販売店ごとに違うので、書面で確かめておきましょう。

スペーシア ベースの中古車は税金が安いのですか?

ベースは軽貨物なので、軽自動車税(自家用)は年5,000円です。ただし車検は初回から2年ごとで、乗車定員は2名〔4名〕です。

まとめ

この記事の要点
  • スペーシアの中古は初代・2代目・3代目の3世代。まず世代を決める
  • 3代目の新車価格はHYBRID G 2WDで1,530,100円から(2026年5月現在)
  • 予算を抑えるほど、13年超の重量税や消耗品の費用に気をつける
  • 走行距離は年1万km前後を目安に、整備記録簿とセットで見る
  • ターボは型式、ベースは軽貨物かどうかを車検証で確かめる

新車と比べてから決めたい方は、スペーシアの値引き相場と限界の目安で新車の買い方も見てみてください。

スペーシア買いたいドットコム

スペーシア買いたいドットコム 編集部

スペーシアの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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