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好きな色で選びたいけれど、売る時に損をしないかも気になりますよね。
結論から言うと、スペーシアの色によるリセールの差はありますが、年式や走行距離ほど大きくはありません。白(パール)と黒は買い手が付きやすく、個性色は好みが分かれるぶん査定がぶれやすい傾向です。
この記事では、色ごとの売る時の傾向と、有料色や2トーンの追加料金がどこまで戻るのかを数字と一緒に見ていきます。
色でリセールは本当に変わるの?
『色なんて、査定にそこまで響かないでしょ』と思う方も多いはずです。
実は、色は査定の中では「最後に少し効いてくる項目」なんです。年式、走行距離、グレード、修復歴、内外装の傷の方が先に効きます。
色の差は、同じ年式・同じグレード・同じ走行距離の車どうしで比べた時に初めて見えてきます。差は数万円程度の幅で語られることが多いですが、時期と地域、その時の在庫で変わります。
では、なぜ色で差が付くのでしょうか。
買取店は、買った車をオークションや自社の店頭で次の人に売ります。次の買い手が見つかりやすい色ほど、仕入れの値段を出しやすいんです。
つまり色の差は「その色を欲しがる人の多さ」の差です。人気色は買い手の幅が広く、個性色は刺さる人には刺さるけれど、人数が限られます。
例えばこんな場面です。
「同じ HYBRID X で、白と黄色の2台があります。どちらを先に仕入れますか」
「白ですね。誰にでも勧めやすいので」
買取の現場では、こうした考え方が値付けの土台になっています。

スペーシアの色はどれが売る時に強い?
ここが大事なところです。スペーシアは標準・カスタム・ギアで色の顔ぶれがかなり違います。
まずは3代目(MK94S/MK54S・2023年11月発売)の色を、売る時の傾向で並べてみます。色名はスズキ公式サイトの表記です。
| モデル | 買い手が広い色 | 好みが分かれる色 |
|---|---|---|
| スペーシア(標準) | ピュアホワイトパール、ブルーイッシュブラックパール3 | ミモザイエローパールメタリック、コーラルオレンジメタリック、オフブルーメタリックなど |
| スペーシア カスタム | ピュアホワイトパール、ブルーイッシュブラックパール3、スチールシルバーメタリック | フェニックスレッドパール、クールカーキパールメタリックなど |
| スペーシア ギア | ピュアホワイトパール、ブルーイッシュブラックパール3 | ガンメタリック2トーンルーフの各色 |
この表は「どの色が高い」と決めつけるものではありません。あくまで「次の買い手を見つけやすいか」の目安です。
カスタムは、メッキや黒の加飾が多いデザインです。そのため白・黒・銀の定番色と相性が良く、中古で探す人もこの3色を狙う傾向があります。
一方、標準のスペーシアはやさしい色合いがそろっています。ミモザイエローやオフブルーは、この車らしさが出る色です。
『じゃあ標準で黄色を選ぶと損なの?』と心配になりますよね。
そうとも言い切れません。標準のスペーシアは、そもそも明るい色を目当てに探す人がいます。白黒一択の車種ほど、個性色の値落ちは大きくなりにくいんです。
スペーシア ギアは、ガンメタリック2トーンルーフ6色とモノトーン3色の全9パターンです(公式ページ)。アウトドア寄りの見た目が好きで探す人が多いので、2トーンの個性色も「ギアらしい色」として受け入れられやすいと言われます。
スペーシア ベースの色はどう考える?
軽貨物のスペーシア ベース(MK33V・2022年8月発売)は、乗用のスペーシアとは色の顔ぶれが違います。
今の公式ページに載っているのは、デニムブルーメタリック、ピュアホワイトパール(有料)、ブルーイッシュブラックパール3、モスグレーメタリックの4色です。
アクティブイエローは、2026年1月に生産終了と公式ページに注記されています。
『生産終了した色なら、希少で高くなる?』と考える方もいますよね。
ただ、生産終了の色が高く評価されるかどうかは、欲しい人がどれだけいるかで決まります。希少さだけで上がるとは限らないので、期待しすぎない方が安心です。
ベースは仕事や趣味の道具として探す人も多い車です。白やグレーのような落ち着いた色は、業務用にも使いやすいので買い手の幅が広がりやすいと言われます。
色ごとの詳しい見え方は、スペーシアの全ボディカラー一覧でまとめています。
有料色や2トーンの追加料金は戻ってくる?
『せっかく追加で払ったんだから、売る時に上乗せされるよね』と期待したくなるところです。
ただ、支払った差額がそのまま戻るとは限りません。まずは買う時にいくら上乗せされるのかを確認しておきましょう。
| 色の選び方 | 追加料金(消費税込) | 対象 |
|---|---|---|
| ピュアホワイトパール | 27,500円 | 全車 |
| カスタムのスチールシルバーメタリック | 27,500円 | カスタム |
| 2トーンルーフ仕様 | 60,500円 | スペーシア HYBRID X、カスタム XS・XSターボ、ギア全車 |
| カスタムの白・銀のブラック2トーン | 88,000円 | カスタム XS・XSターボ |
価格は2026年5月現在のメーカー希望小売価格です(スズキ公式サイト)。
白パールの27,500円は、売る時に「白で良かった」と感じやすい出費です。白を探す人が多いので、査定で不利になりにくいからです。
2トーンの60,500円は、少し考え方が変わります。2トーンを好む人には魅力ですが、モノトーンで十分という人も多いんです。
- 白パールは買い手が広く、査定で不利になりにくい
- ギアの2トーンは「ギアらしさ」として受け入れられやすい
- 自分が長く気に入って乗れる色なら、満足度で元が取れる
- 2トーンの上乗せ分は、査定でそのまま足されるとは限らない
- 88,000円の白・銀2トーンは、差額の回収を期待しすぎない方が安心
- 数年で手放すと、差額の重みが大きく感じやすい
2トーンが実際にどう見えるかは、スペーシアの2トーンルーフの見え方で写真の選び方と一緒に紹介しています。
白・黒と個性色、売る時にどう違う?
白と黒は傷と汚れの残り方で差が付く
白と黒は、どちらも中古で探す人が多い定番色です。売る時の強さでは、どちらも上位に入りやすいと考えてよいでしょう。
違いが出るのは、色そのものより「傷と汚れの残り方」です。
黒のブルーイッシュブラックパール3は、洗車傷や細かい擦り傷が光の当たり方で目立ちやすい色です。査定の時に、そこを指摘されることがあります。
白のピュアホワイトパールは、細かい傷は目立ちにくい一方で、水あかや黒い筋汚れが付きやすい色です。
「黒は人気だって聞いたのに、傷で減額と言われました」
「黒は傷が見えやすいので、同じ状態でも印象が変わるんです」
こんなやり取りになることもあります。黒を選ぶなら、洗車の仕方と保管場所で差が付くと覚えておきましょう。
- 洗車は柔らかいスポンジかクロスで、こすりすぎないようにする
- 屋根付きの駐車場なら、日差しと鳥のフンを避けやすい
- 小さな飛び石傷は、早めにタッチペンで埋めておく
- 査定前に洗車と室内の掃除を済ませておく
白と黒の違いは、黒は後悔する?と白パールの実際でそれぞれ詳しく書いています。
個性色を選ぶと本当に損をする?
ミモザイエローやコーラルオレンジ、フェニックスレッドなど、スペーシアには気分が上がる色がたくさんあります。
『好きな色にしたいけど、リセールが下がるのは嫌だな』と迷う方も多いはずです。
結論から言うと、個性色の「損」は、手放すまでの年数で大きさが変わります。
新車から2〜3年で手放す予定なら、色の差は査定に出やすくなります。車自体の価値が高いうちは、色の差がそのまま金額に響きやすいからです。
反対に、7年、10年と長く乗るなら、色よりも走行距離や状態の方がずっと大きく効きます。色の差は相対的に小さくなっていきます。
「リセールのために」と好きでもない白を選び、乗っている間ずっと物足りなさを感じてしまうケースがあります。数万円程度の差のために、毎日目にする色を妥協するかどうかは、一度ゆっくり考えてみてください。
個性色の選び方は、スペーシアの個性色の選び方でも紹介しています。

色より査定額に響くことは何?
ここまで色の話をしてきましたが、実は査定額をもっと大きく動かす項目があります。
スペーシアの場合、次の違いの方が色より先に効きます。
| 査定で効く項目 | スペーシアでの具体例 | 色と比べた影響 |
|---|---|---|
| 年式 | 3代目(2023年11月以降)か、2代目(MK53S)か | 大きい |
| グレード | 標準 HYBRID G と カスタム XSターボ など | 大きい |
| 走行距離 | 年1万km前後を超えるかどうか | 大きい |
| 修復歴・傷 | ドアやバンパーの交換歴、目立つ凹み | 大きい |
| 装備 | 両側パワースライドドア、全方位モニター付ナビ | 中くらい |
| ボディカラー | 白・黒か、個性色か | 小さめ |
例えば新車価格を見ると、標準 HYBRID G(2WD)は1,530,100円、カスタム HYBRID XSターボ(2WD)は2,073,500円です(2026年5月現在・消費税込)。
もとの価格にこれだけの差があるので、中古での値段もグレードの影響を強く受けます。色の数万円の差は、この上に乗る「微調整」くらいに考えるとちょうどいいんです。
色で迷ったら、この3つを考えてみる
色選びで迷った時は、次の3つを順番に考えてみてください。
- 何年くらい乗るつもりか(短いほど定番色が安心)
- 洗車や手入れにどれくらい手間をかけられるか
- 毎日見て気分が上がる色かどうか
例えば5年以内に乗り換える予定で、洗車もこまめにできるなら、白パールか黒が安心です。
10年近く乗るつもりなら、好きな色を優先しても後悔は少ないはずです。その頃には、色より状態の方がずっと大きく効いてくるからです。
グレードや年式ごとの値落ちの違いは、スペーシアのリセールバリューで表にしています。
今の車の色でいくら付くか、どう確かめる?
『うちの車の色だと、実際いくらなんだろう』と気になった方もいますよね。
色の評価は、買取店ごとに少しずつ違います。自社で白の在庫が多い店は白を安く見て、個性色を探している店は高く見ることもあるんです。
だからこそ、1社だけで決めずに、何社かの金額を並べて見るのが確実です。
- 車検証で年式・型式・グレードを確認する
- 洗車と室内の掃除をして、傷の場所を把握しておく
- 複数の買取店に同じ条件で査定を申し込む
- 金額だけでなく、減額の条件や引き取り日も比べる
スペーシア買いたいドットコム
スペーシアの値段、先に相場を見ておく
今の車にいくら付くか、複数社の査定額を並べて確かめてみてください。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
下取りと買取の違いは、スペーシアを高く売るにはでまとめています。これから買い替えるなら、新車側の値引きの順番もスペーシアの値引き相場と交渉の順番で確認しておきましょう。
- スズキ スペーシア 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
- 自動車公正取引協議会:中古車の表示ルールと購入時の注意
よくある質問
スペーシアで一番リセールが良い色はどれですか?
一般には、ピュアホワイトパールとブルーイッシュブラックパール3の2色が買い手を見つけやすいと言われます。ただ、時期や地域、その店の在庫で評価は変わります。実際の金額は複数社の査定で比べるのが確実です。
白パールの有料色27,500円は元が取れますか?
追加料金がそのまま査定に上乗せされるとは限りません。ただ、白は探す人が多いので、売る時に不利になりにくい色です。金額の回収より「売りやすさ」の保険と考えると納得しやすいです。
2トーンルーフはリセールで有利ですか?
2トーンを好む人には評価されますが、60,500円の上乗せ分が丸ごと戻るとは限りません。ギアは2トーンが車の個性として受け入れられやすく、標準やカスタムより気にしなくてよいと言われます。
個性色を選ぶと、どれくらい査定が下がりますか?
色による差は数万円程度の幅で語られることが多いですが、確かな金額は言えません。手放すまでの年数が長いほど、色より走行距離や状態の影響が大きくなります。
カスタムと標準で、色の考え方は違いますか?
少し違います。カスタムは白・黒・銀の定番色を探す人が多く、標準は明るい色を目当てに探す人もいます。そのため標準の個性色は、カスタムの個性色より値落ちを気にしすぎなくてよいと言われます。
まとめ
- 色によるリセール差はあるが、年式・グレード・走行距離ほど大きくない
- 白パールと黒は買い手が広く、個性色は好みが分かれて査定がぶれやすい
- 白パール27,500円、2トーン60,500円の追加料金は、そのまま戻るとは限らない
- 長く乗るほど色の差は小さくなり、状態の良さの方が効いてくる
- 今の車の値段は、複数社の査定を並べて確かめるのが確実





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