当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
初代スペーシアに乗っていて、車検の見積もりを見ながら『この先もまだ乗れるのかな』と考えている方も多いですよね。
結論から言うと、初代でも状態が良ければまだ維持できます。ただし、MK32Sは13年を超える個体が出てきていて、税と修理の負担が上がり始める時期に入っています。
この記事を読むと、自分の車がどの型式で、あと何年でどんな負担が増えるのかが分かります。
MK32SとMK42S、どっちが初代?
どちらも初代スペーシアです。初代は2013年3月15日に発売され、カスタムは2013年6月12日に加わりました(スズキ公式リリース)。
発売当初の型式がMK32Sで、2015年5月の改良以降はMK42Sになります。そして2017年12月14日に2代目(MK53S)へ切り替わりました。
- 初代スペーシア=MK32S(2013年3月〜)とMK42S(2015年5月〜)
- MK42Sは初代の後期型にあたる
- 2017年12月14日からは2代目MK53S
- 自分の車の型式は、車検証の「型式」欄で確かめられる
型式が変わった理由は、2015年の改良でS-エネチャージという減速エネルギーを使う仕組みが載ったためと一般に言われています。
なお、MK32S・MK42Sという型式名は、スズキ公式リリースの本文には出てきません。中古車の情報で広く使われている表記なので、手元の車は車検証で確かめるのが確実です。
| 型式 | 生産の時期 | 世代 | 2026年時点の経過年数の目安 |
|---|---|---|---|
| MK32S | 2013年3月〜2015年5月ごろ | 初代・前期 | 約11年〜13年超 |
| MK42S | 2015年5月〜2017年12月ごろ | 初代・後期 | 約9年〜11年 |
| MK53S | 2017年12月〜2023年11月ごろ | 2代目 | 約3年〜9年 |
経過年数は発売日から数えた目安です。実際は車検証の初度検査年月で数えてください。
歴代の流れはスペーシアの歴代モデル一覧に、2代目の話は2代目スペーシア(MK53S)は今買いかにまとめています。
13年を超えると何が変わる?
『13年たつと税金が上がるって聞いたけど、本当?』と気になっている方もいるはずです。
本当です。軽自動車でも、初度検査から13年を超えると自動車重量税が上がります。
初代の前期MK32Sは、2026年から順にこの時期に入っていきます。
| 経過年数 | 自動車重量税(車検2年分) | 対象になりやすい型式 |
|---|---|---|
| 13年未満 | 6,600円 | MK42S、MK32Sの後半 |
| 13年経過 | 8,200円 | MK32S(2013年登録分から順に) |
| 18年経過 | 8,800円 | 初代は2031年以降 |
軽自動車は車両重量にかかわらず重量税が一律なので、この表の金額がそのまま当てはまります。
差額は車検1回あたり1,600円です。金額だけ見ると大きくはないですよね。
軽自動車税(種別割)も、初度検査から13年を超えると重課の対象になります。年式によって元の税額も違うので、具体的な金額はスペーシアの軽自動車税と重量税で確認してみてください。
自分の車がいつ13年経過になるかは、初度検査の年から数えるだけで分かります。初代の年式ごとに並べておきますね。
| 初度検査の年 | 主な型式 | 13年経過になる年 | 18年経過になる年 |
|---|---|---|---|
| 2013年(平成25年) | MK32S | 2026年 | 2031年 |
| 2014年(平成26年) | MK32S | 2027年 | 2032年 |
| 2015年(平成27年) | MK32S/MK42S | 2028年 | 2033年 |
| 2016年(平成28年) | MK42S | 2029年 | 2034年 |
| 2017年(平成29年) | MK42S | 2030年 | 2035年 |
月まで含めて正確に知りたい時は、車検証の初度検査年月に13年を足してみてください。次の車検がその前か後かで、重量税の金額が変わります。
実は、13年を超えて本当に効いてくるのは税よりも修理の方なんです。次で詳しく見ていきます。

初代で負担が増えやすいのはどこ?
年数と距離が進むと、交換が必要になる部品が少しずつ増えていきます。初代は発売から10年以上たつので、ここは避けて通れません。
特に気にしておきたいのは、毎日動かす部品と、熱や振動を受け続ける部品です。
- スライドドアの動きと異音(開け閉めの回数が多い部品)
- バッテリーの状態(アイドリングストップ車は負担が大きい)
- エアコンの効きとにおい
- CVTの変速のショックや異音
- ブレーキパッドとディスクの減り
- タイヤのひび割れと溝
- ゴム部品(ブーツ類・ホース類)の劣化
どれも「今すぐ壊れる」という話ではありません。ただ、同じ時期に2つ3つ重なると、1回の車検の金額がふくらみやすいんですよね。
例えば、整備工場でこんなやり取りになることがあります。
「今回はバッテリーとタイヤ、それにブレーキパッドも交換時期ですね」
「全部やると、いつもの車検より高くなりますか?」
ここで金額を聞いて驚くより、先に交換時期を把握しておくほうが気持ちの準備ができます。
車検のたびに「今回だけ」と大きな修理を重ねて、結果的に乗り換えより高くついてしまうケース。修理の見積もりが出た時点で、乗り換えた場合の総額と並べてみると判断しやすくなります。
故障しやすい箇所と修理費の目安は、スペーシアの故障しやすい箇所と修理費の目安で詳しく書いています。バッテリーについてはスペーシアのバッテリー上がりと交換もどうぞ。
まだ乗る?乗り換える?判断の順番
『修理して乗るか、乗り換えるか』で迷った時は、感覚より順番で決めるほうが後悔しにくいです。
- 車検証で型式と初度検査年月を確かめ、13年経過がいつかを把握する
- 次の車検の見積もりをもらい、交換部品の内訳を見る
- 今の車を売った場合にいくら付くかを調べる
- 乗り換え先(現行・2代目の中古など)の総額を出す
- 「修理して乗る2年分」と「乗り換え」の総額を並べて決める
ポイントは3番目です。
初代は年数がたっている分、買取額は年式や走行距離で大きく変わります。「値段が付かないだろう」と決めつけずに、一度調べておくと判断材料が増えます。
年式と走行距離ごとの考え方はスペーシアの買取相場にまとめています。
| 今の状況 | 考え方の目安 |
|---|---|
| 大きな修理の予定がなく、距離も少なめ | もう少し乗り続けやすい |
| 次の車検で交換部品が重なりそう | 修理と乗り換えの総額を比べる |
| MK32Sで13年経過が近い | 税の負担増も入れて比べる |
| 安全装備を新しくしたい | 乗り換えを考える理由になる |
初代は年式やグレードで、衝突被害軽減ブレーキの種類や有無が違います。家族を乗せる機会が多いなら、ここも判断材料に入れておきましょう。
手放すなら、下取りと買取どちらがいい?
『古い車だし、下取りで引き取ってもらえれば十分かな』と考える方も多いですよね。
ただ、初代のように年数がたった車ほど、お店によって付く金額の差が出やすいんです。下取りは乗り換え先の値引きと合わせて提示されることが多く、車そのものの値段が見えにくいこともあります。
| 比べる点 | 下取り | 買取 |
|---|---|---|
| 手続き | 乗り換え先の販売店でまとめて済む | 売却と購入を別々に進める |
| 金額の見え方 | 値引きと一緒になり分かりにくいことがある | 車の値段だけで比べられる |
| 向いている人 | 手間を減らしたい | 少しでも高く売りたい |
どちらが得かは車の状態とタイミングで変わります。まずは買取でいくら付くかを知っておき、下取りの提示と並べてみるのがおすすめです。
売り方の比べ方はスペーシアを高く売るには?下取りと買取の差で、下取り交渉の順番はスペーシアの下取り額の目安と交渉の順番で詳しく書いています。
乗り換えるなら、どの世代を選ぶ?
乗り換えるとしても、いきなり新車とは限りませんよね。主な選択肢は2つです。
| 比べる点 | 2代目MK53Sの中古 | 現行MK94S/MK54Sの新車・未使用車 |
|---|---|---|
| 車両価格 | 抑えやすい(年式・距離で変わる) | 1,530,100円から(2026年5月現在・消費税込) |
| 衝突被害軽減ブレーキ | デュアルカメラブレーキサポート | デュアルセンサーブレーキサポートII(全車標準) |
| ACC・電動パーキングブレーキ | 年式・グレードで異なる | カスタム・ギアは標準 |
| 選びやすさ | 流通台数が多く条件で選びやすい | グレード・色を指定できる |
| 向いている乗り方 | 5年前後で乗り換える | 10年近く乗り続ける |
初代から乗り換えるなら、どちらを選んでも安全装備は大きく新しくなります。
あとは「何年乗るつもりか」で考えるのがおすすめです。5年前後で乗り換えるなら2代目の中古、10年近く乗るなら現行、という分け方がひとつの目安になります。
現行の中身は現行スペーシア(MK94S/MK54S)の特徴と評価で、新車の値引きはスペーシアの値引き相場と限界額で詳しく見られます。
条件が決まったら、年式や走行距離で在庫を絞って比べてみてください。
スペーシア買いたいドットコム
スペーシアの値段、先に相場を見ておく
乗り換え先のスペーシアを、年式・走行距離・グレードの条件で絞って見てみる
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

初代スペーシアを長く乗るコツ
もう少し乗り続けると決めた方もいますよね。その場合は、壊れてから直すより、先回りして手を入れるほうが結果的に安く済みやすいです。
特に、オイル交換の間隔を空けすぎないことが大事です。年数のたったエンジンほど、オイルの状態が調子に出やすくなります。
- オイル交換を決まった間隔で続ける
- バッテリーは弱ってきたら早めに替える
- スライドドアのレールまわりの汚れを取る
- エアコンフィルターを定期的に替える
- 警告灯が点いたら放置しない
オイル交換の時期と量はスペーシアのオイル交換の時期・量で、フィルターの交換手順はスペーシアのエアコンフィルター・ワイパー交換で詳しく書いています。
『もう古いし、手をかけてもな…』と思うかもしれません。でも、こうした小さな手入れの積み重ねが、大きな修理を遅らせてくれるんです!
- スズキ スペーシア 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
MK32SとMK42Sの違いは何ですか?
どちらも初代スペーシアです。発売当初がMK32Sで、2015年5月の改良以降がMK42Sです。改良でS-エネチャージが載ったことによる型式変更と一般に言われています。
初代スペーシアは何年で13年経過になりますか?
初度検査から13年です。2013年に登録されたMK32Sは、2026年から順に13年経過に入ります。車検証の初度検査年月で確かめてください。
13年を超えると重量税はいくらになりますか?
軽自動車の重量税は車検2年分で6,600円ですが、13年経過で8,200円、18年経過で8,800円になります。
初代スペーシアにまだ買取価格は付きますか?
年式・走行距離・状態で大きく変わるので一概には言えません。値段が付かないと決めつけず、一度調べてから乗り換えの判断をするのがおすすめです。
平成26年式のスペーシアは何型ですか?
平成26年(2014年)の新車は初代の前期、MK32Sの時期にあたります。最終的には車検証の型式欄で確かめてください。
まとめ
- 初代スペーシアはMK32S(2013年3月〜)とMK42S(2015年5月〜)
- MK32Sは2026年から順に13年経過に入り、重量税は車検2年分で8,200円に上がる
- 本当に効いてくるのは税より修理。交換部品が重なる車検で判断しやすい
- 乗るか乗り換えるかは「修理して乗る総額」と「乗り換えの総額」を並べて決める
- 乗り換え先は、短めなら2代目の中古、長く乗るなら現行が目安





コメント