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スペーシアの内装は、グレードでどこまで違うのか気になりますよね。
結論から言うと、室内の広さはどのグレードも同じで、差が出るのは「座った時に手や目に触れる装備」です。特に標準の HYBRID G とカスタムの HYBRID GS は、上のグレードにある装備がいくつか付きません。
この記事では、3代目の内装をグレード別に並べて、どこにお金の差が出ているのかを見ていきます。
スペーシアの内装はどのグレードも同じ広さ?
はい、室内の広さはどのグレードでも同じです。
3代目(MK94S/MK54S・2023年11月発売)の室内寸法は、標準・カスタム・ギアとも共通です(スズキ公式諸元)。
| 項目 | スペーシア/カスタム/ギア |
|---|---|
| 室内長 | 2,170mm |
| 室内幅 | 1,345mm |
| 室内高 | 1,415mm |
| 全高 | 1,785mm(ギアは1,800mm・ルーフレール込み) |
| ホイールベース | 2,460mm |
| 乗車定員 | 4名 |
室内高1,415mmあるので、座った時の頭上には余裕を感じやすいはずです。
『カスタムの方が高いから、中も広いのかな』と思う方もいるかもしれません。実は、広さは同じなんです。違うのは装備と見た目の仕上げです。
内装で迷ったら、広さでは選ばなくて大丈夫です。「どの装備が毎日の不便を減らしてくれるか」で選ぶと、グレード選びがぐっと楽になります。
後ろの席の足元や座り心地は、スペーシアの後部座席の広さと座り心地で詳しく紹介しています。
グレード別に内装装備はどう違う?
ここが大事なところです。3代目の内装装備を、グレードごとに並べてみます。スズキ公式サイトの装備表をもとにしています。
| 装備 | 標準 G | 標準 X | カスタム GS | カスタム XS・XSターボ | ギア 全車 |
|---|---|---|---|---|---|
| マルチユースフラップ | なし | あり | なし | あり | あり |
| パーソナルテーブル | なし | あり | なし | あり | あり |
| スリムサーキュレーター | なし | あり | なし | あり | あり |
| 後席USB | なし | あり | なし | あり | あり |
| ヘッドアップディスプレイ[カラー] | なし | なし | なし | あり | あり |
| ステアリングヒーター | なし | なし | なし | あり | あり |
| 電動パーキングブレーキ | なし | オプション | あり | あり | あり |
| パワースライドドア | なし | 両側 | 左側のみ | 両側 | 両側 |
| 撥水加工シート | なし | なし | なし | なし | あり |
「オプション」は、標準 HYBRID X のセーフティプラスパッケージ(66,000円)で付くという意味です。
表を見ると、標準の G とカスタムの GS は、後ろの席まわりの便利装備がまとめて付かないことが分かります。
『G と X で、そんなに違うの?』と驚いた方もいますよね。
価格も見ておきましょう。2026年5月現在のメーカー希望小売価格(消費税込・2WD)は、標準 HYBRID G が1,530,100円、HYBRID X が1,705,000円です。差は174,900円で、この中にパワースライドドアと後席の便利装備が入っています。

グレードごとの全体の違いは、スペーシアのグレードの違いを一覧で比較でまとめています。
インパネまわりで差が出るところは?
運転席に座って最初に目に入るのが、インパネ(ダッシュボード)まわりです。ここでもグレードの差が出ます。
ヘッドアップディスプレイとステアリングヒーター
ヘッドアップディスプレイ[カラー]は、フロントガラスの手前に速度などを映す装備です。カスタム XS・XSターボとギア全車に付きます。
視線を大きく下げずに速度を確かめられるので、慣れると手放しにくいという声があります。
ステアリングヒーターも、同じくカスタム XS・XSターボとギア全車の装備です。冬の朝、冷たいハンドルを握らなくて済むんです。
『ヘッドアップディスプレイって、本当に使う?』と思う方もいますよね。
試乗の時は、実際に運転席に座って表示の見え方を確かめてみてください。座る位置や背の高さで見え方が変わるので、自分の姿勢で見ておくと後悔しにくいです。
電動パーキングブレーキでセンターまわりが変わる
地味ですが、使い勝手に効くのがパーキングブレーキです。
標準の G と X は足踏み式が基本で、X だけはセーフティプラスパッケージで電動パーキングブレーキとブレーキホールドが付きます。カスタムとギアは全車で標準です。
「信号待ちのたびにブレーキを踏み続けるのが疲れるんです」
「ブレーキホールドがあると、止まった後は足を離しても止まったままでいてくれますよ」
渋滞や信号の多い道をよく走るなら、この差は大きく感じるはずです。使い方はパーキングブレーキ・ブレーキホールドの使い方で紹介しています。
ターボ車だけのパドルシフト
カスタム XSターボとギア XZターボには、パドルシフトとパワーモードが付きます(公式装備表)。NA車には付きません。
ハンドルの裏にあるレバーで、手元のまま加速や減速の感覚を調整できる装備です。坂道や合流で使うと便利なんです。
『ターボにするか迷っている』という方は、エンジンの力だけでなく、こうした運転席まわりの違いも比べてみてください。詳しくはスペーシアのターボは必要かで紹介しています。
全方位モニター付メモリーナビゲーション(9インチHD・スズキコネクト対応通信機付)は、標準・カスタム・ギアの全車に195,800円で設定されています(2026年5月現在・消費税込)。インパネ中央の見た目は、ナビを付けるかどうかでも変わります。
ナビの選び方は、純正と社外のナビの違いで詳しく書いています。
後ろの席の便利装備は何が付く?
スペーシアの内装で、3代目らしさが一番出ているのが後ろの席です。家族を乗せる方には、ここの差がとても大きいんです。
HYBRID X、カスタム XS・XSターボ、ギアには、次の4つがそろって付きます。
- マルチユースフラップ:座面の前を足置きや荷物の支えに使える
- パーソナルテーブル:前席の背面に付く小さなテーブル
- スリムサーキュレーター:天井から後ろの席に風を送る
- 後席USB:後ろの席でスマホやタブレットを充電できる
『後ろに子どもを乗せるけど、そこまで要るかな』と迷う方も多いはずです。
例えば夏場は、前のエアコンの風が後ろまで届きにくいことがあります。スリムサーキュレーターがあると、後ろの席の暑さが和らぎやすいんです。
長い移動が多い家庭なら、テーブルとUSBも出番が多くなります。
価格を抑えようと G や GS を選び、後から「後ろの席のUSBとサーキュレーターが無かった」と気付くケースがあります。これらは後から純正で付け足しにくい装備です。家族を乗せるなら、試乗の時に後ろの席にも座って確かめておきましょう。
標準 X のセーフティプラスパッケージは付けるべき?
標準の HYBRID X を選ぶなら、セーフティプラスパッケージ(66,000円)を付けるかどうかで迷いますよね。
このパッケージには、電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド、ACC[全車速追従・停止保持]、車線維持支援機能が入っています。装着車の価格は2WDで1,771,000円です(2026年5月現在・消費税込)。
「高速はあまり乗らないんですが、要りますか」
「街中でもブレーキホールドは信号待ちで使えます。運転席の足元の使い勝手も変わりますよ」
高速道路をよく使う方や、信号の多い道を毎日走る方には、検討する価値がある装備です。安全装備の中身はスペーシアの安全装備で詳しく書いています。
シートの動かし方やチャイルドシートの付け方はスペーシアのシートアレンジとチャイルドシート、小物の置き場所はスペーシアの収納・コンソールでまとめています。
カスタムとギアの内装は何が違う?
カスタムとギアは、どちらも標準より上の装備がそろっています。では、内装の違いはどこにあるのでしょうか。
結論から言うと、カスタムは「上質さ」、ギアは「汚れに強い実用さ」に寄せた内装です。
| 項目 | カスタム XS・XSターボ | ギア 全車 |
|---|---|---|
| ヘッドアップディスプレイ | あり | あり |
| ステアリングヒーター | あり | あり |
| 両側パワースライドドア | あり | あり |
| 撥水加工シート | なし | あり |
| 防汚タイプのラゲッジフロア | なし | あり |
| パドルシフト・パワーモード | ターボ車のみ | ターボ車のみ |
| 2WD価格(2026年5月現在・税込) | 1,995,400円(XS) | 1,952,500円(XZ) |
どちらも装備は充実しています。どちらが上というより、使い方で選ぶ違いです。
海や山、雨の日のレジャーによく出かけるなら、ギアの撥水シートと防汚フロアが役立ちます。街乗りが中心で、見た目の上質さを重視するならカスタムが合いやすいでしょう。
内装の色や素材の細かい仕上げは、写真と実物で印象が変わりやすい部分です。気になる方は、販売店で実車の運転席に座ってみてください。
スペーシア ベースの内装は別物
同じ名前でも、スペーシア ベースの内装はまったく考え方が違います。
ベースは軽貨物(4ナンバー)で、型式はMK33V、2022年8月発売です。3代目のMK94S/MK54Sとは世代が違う車なんです。
乗車定員は2名〔4名〕で、最大積載量は200kg〔100kg〕です(公式諸元)。人を乗せるより、荷物を積むことを中心に作られています。
そのため、この記事で比べてきた後ろの席の便利装備は、ベースには当てはまりません。ベースの使い方はスペーシアベースとは?で詳しく紹介しています。
カスタムと標準の違いはスペーシアカスタムと標準の違い、ギアの特徴はスペーシア ギアとは?で詳しく紹介しています。
内装で選ぶならどのグレード?
ここまでの内容を、使い方ごとにまとめてみます。価格は2026年5月現在のメーカー希望小売価格(消費税込・2WD)です。
| こんな使い方なら | 候補のグレード | 2WD価格 |
|---|---|---|
| 1〜2人で乗る、価格を最優先 | スペーシア HYBRID G | 1,530,100円 |
| 家族を乗せる、後ろの席の快適さ重視 | スペーシア HYBRID X | 1,705,000円 |
| 見た目の上質さと装備を両方 | カスタム HYBRID XS | 1,995,400円 |
| レジャーで汚れる、撥水シートが欲しい | ギア HYBRID XZ | 1,952,500円 |

『結局、どれがお得なの?』と感じた方もいますよね。
内装だけで見るなら、家族で使う方には HYBRID X が分かりやすい候補です。後ろの席の便利装備と両側パワースライドドアがそろい、カスタムやギアより価格を抑えられます。
- 後ろの席に誰を乗せるかを先に決める
- 表で、その人に必要な装備があるグレードを絞る
- 販売店で運転席と後ろの席の両方に座ってみる
- 見積もりを取り、グレード差の金額と装備を見比べる
グレードを決めたら、次は値引きの話です。どの順番で交渉すると話が進みやすいかは、スペーシアの値引き相場と限界額で紹介しています。
- スズキ スペーシア 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
スペーシアの内装はグレードで広さが違いますか?
違いません。3代目の室内寸法は、標準・カスタム・ギアとも長さ2,170mm、幅1,345mm、高さ1,415mmで共通です(スズキ公式諸元)。
標準の HYBRID G にマルチユースフラップは付きますか?
付きません。マルチユースフラップ、パーソナルテーブル、スリムサーキュレーター、後席USBは、HYBRID X、カスタム XS・XSターボ、ギアの装備です。
ヘッドアップディスプレイはどのグレードに付きますか?
カスタム HYBRID XS・XSターボと、ギア全車に付きます。標準のスペーシアとカスタム HYBRID GS には付きません。
カスタム HYBRID GS の内装は XS と比べてどう違いますか?
GS は後ろの席の便利装備、ヘッドアップディスプレイ、ステアリングヒーターが付かず、パワースライドドアも左側のみです。電動パーキングブレーキは GS も標準です。
ギアの内装は汚れに強いですか?
ギアには撥水加工シートと防汚タイプのラゲッジフロアが付きます。濡れた服で座ったり、泥の付いた荷物を積んだりする場面で扱いやすい内装です。
スペーシア ベースの内装も同じですか?
違います。ベースは軽貨物(4ナンバー)で、型式もMK33Vと先代ベースの別の車です。乗車定員は2名〔4名〕で、荷物を積むための内装になっています。
まとめ
- 室内の広さは全グレード共通。差は装備と仕上げに出る
- 標準 G とカスタム GS は、後ろの席の便利装備がまとめて付かない
- ヘッドアップディスプレイとステアリングヒーターはカスタム XS・XSターボとギア全車
- 電動パーキングブレーキは、標準では X のオプション、カスタム・ギアは標準
- 家族で使うなら HYBRID X、上質さならカスタム、汚れに強さならギアが候補





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